第5回なんでそんなん大賞 [ 岐阜 ]

NANDESONNAN AWARD 5th [ GIFU ]

第5回なんでそんなん大賞[岐阜]

あなたの身の回りの「なんでそんなん」を教えてください!
皆様のご応募お待ちしています!

自分では「理解しがたい」他者の行為やデキゴトを「なんでそんなん」と名付け、それに対してツッコミを入れて面白く捉え直す「なんでそんなんプロジェクト」。
「なんでそんなん大賞 [岐阜] 」では、皆さんの身の回りにある「なんでそんなん」を募集し、大賞または審査員賞を選考します。また、「せき桐ヶ丘芸術祭」の開催期間中、中部学院大学関キャンパスにて、ご応募いただいた事例をご紹介する「第3回なんでそんなんエキスポ[岐阜]」を開催。
皆さんのご応募お待ちしております。
「清流の国ぎふ」文化祭2024 せき桐ヶ丘芸術祭・なんでそんなんEXPOとして開催いたします。


応募期間|2024年9月30日(月)まで
審査会・発表|2024年10月4日(金)
収集対象|全ての人を対象にします(年齢・性別・国籍・障害の有無などは問いません)
投稿先|https://nandesonnan.com/post/
なんでそんなんホームページ|nandesonnan.com
賞品
大賞|米1俵60kg(山田村)
審査委員賞|審査員セレクトの賞品


主催|文化庁、厚生労働省、岐阜県
「清流の国ぎふ」文化祭2024実行委員会、せき桐ヶ丘芸術祭プロジェクト委員会
協力|(一財)岐阜県身体障害者福祉協会、株式会社ぬか
「清流の国ぎふ」文化祭2024HPhttps://gifu-bunkasai2024.pref.gifu.lg.jp/koku-shou-bunsai/


関連事業
第3回なんでそんなんエキスポ[岐阜]
詳細ページhttps://nuca.jp/nande_expo_3rd/
日程|2024年10月27日(日) 〜11月17日(日)
時間|10:00-16:00
会場|中部学院大学 関キャンパス(岐阜県関市桐ケ丘2丁目1)
大学ですが、一般の方もご来場いただけます。駐車場あり。
観覧|無料


お問合せ
せき桐ヶ丘芸術祭プロジェクト委員会  担当:水野・兼松
TEL|0575-46-7158
E-mail|nomatsuri69@gmail.com
Instagram|https://www.instagram.com/nomatsuri/


審査員
日比野克彦(東京藝術大学学長)
1958年岐阜県生まれ。東京藝術大学に在学していた80年代前半より作家活動を開始し、社会メディアとアート活動を融合する表現 領域の拡大に大きな注目が集まる。その後はシドニー・ビエンナーレ、ヴェネチア・ビエンナーレにも参加するなど、国内外で個 展・グループ展、領域を横断する多彩な活動を展開。また地域の場の特性を生かしたワークショップ、アートプロジェクトを継続 的に発信。現在、岐阜県美術館、熊本市現代美術館にて館⻑、母校である東京藝術大学にて1995年から教育研究活動、2022年から 学⻑を務め、芸術未来研究場を立ち上げ、現代に於けるアートの更なる可能性を追求し、企業、自治体との連携なども積極的に行 い、「アートは生きる力」を研究、実践し続けている。「清流の国ぎふ」文化祭2024 総合プロデューサー
日比野克彦HP|https://www.hibinospecial.net/
東京藝術大学HP|https://www.geidai.ac.jp/

 

牧野泰美(国立特別支援教育総合研究所上席総括研究員)
独立行政法人国立特別支援教育総合研究所上席総括研究員、(兼)研究企画部長、(兼)西日本ブランチ広島オフィス長
岐阜県生まれ。横浜国立大学大学院教育学研究科障害児教育専攻修了後、岐阜県立岐阜聾学校教諭を経て、1992年8月より国立特殊教育総合研究所(現:独立行政法人国立特別支援教育総合研究所)研究員。同研究所主任研究員、総括研究員を経て現職。専門は言語障害教育、言語獲得、吃音、コミュニケーション障害とその支援など。「全国公立学校難聴・言語障害教育研究協議会(全難言協)」をはじめ、各地の「きこえとことばの教室」の先生方や、親の会等と連携しながら、子どものことばやコミュニケーションへの支援の在り方、きこえとことばの教室の役割などについて研究活動を進めている。また、教員養成の大学等で言語理論や言語指導の講義も担当している。
国立特別支援教育総合研究所HP|https://www.nise.go.jp/nc/

 

土屋明之(岐阜県障がい者芸術文化支援センター相談役)
1954年岐阜県多治見市に生まれる1980年~2019年  岐阜大学教育学部美術工芸科彫刻研究生終了後、岐阜県立特別支援学校美術教師(内、大垣特別支援学校、関特別支援学校校長歴任)中部学院大学短期大学部幼児教育科特任教授を経て 、2024年現在 は 岐阜県芸術文化会議会長、公益財団法人岐阜県教育文化財団障がい者芸術文化支援センター相談役を務める。清流の国ぎふ文化祭2024実行委員会副会長。
TASC岐阜HP|https://www.tascgifu.com/

 

三原菜央(株式会社スマイルバトン代表取締役)
1984年岐阜県生まれ。大学卒業後、8年間専門学校・大学の教員をしながら学校広報に携わる。その後ベンチャー企業を経て、株式会社リクルートライフスタイルにて広報PRや企画職に従事。「先生と子ども、両者の人生を豊かにする」をミッションに掲げる『先生の学校』を2016年9月に立ち上げる。2020年3月に株式会社スマイルバトンを創業し、先生の学校を事業化。現在会員数は1万人を超える。これまでに開催したイベントには、延べ3万人以上が参加し、世界の教育を見に行くツアーの企画・運営も行っている。著書に、「自分らしく働く パラレルキャリアのつくり方(秀和システム)」がある。
先生の学校HP|https://www.sensei-no-gakkou.com/

 

柳沢秀行(大原美術館学芸シニアアドバイザー)
大原美術館学芸統括。筑波大学芸術専門学群芸術学専攻卒業。1991年~岡山県立美術館学芸員。2002年~大原美術館に勤務。現在、学芸統括。日本の近現代美術史研究。またパブリックア-トなどを含め、美術(館)と社会の関係についての調査、実践。
大原美術館HP|ohara.or.jp

 

笠野由布子(中部学院大学看護リハビリテーション学部理学療法学科准教授)
岐阜県郡上八幡生まれ。高校まで郡上踊りに接して育ち、その後、岐阜市、大阪府で理学療法士として病院に勤務。2008年に現在の勤務先である中部学院大学で「の祭」の統括である水野友有氏と出会い、様々な「遊び」と「旅」と「飲み」を共にして今日に至る。せき桐ヶ丘芸術祭「の祭」実行委員・なんでそんなん大学院所属。
中部学院大学HP|https://www.chubu-gu.ac.jp/

 

審査会・司会
滝沢達史(美術家/ホハル代表)
1972 年生まれ。多摩美術大学卒業後、10 年間特別支援学校の美術教諭として勤務。 以後、美術家として日本各地のアートプロジェクトに参加。地域課題から教育・福 祉など多岐にわたる活動を展開。近年では、不登校・ひきこもりとの協働「表現の森」(アーツ前橋)や、自身で立ち上げた児童福祉施設「ホハル」の代表を務めるなど、 教育と福祉を面白おかしく模索中。なんでそんなん大賞には第一回から審査員として参加。なんでそんなんエキスポではディレクション担当している。
滝沢達史HP|https://www.takizawatatsushi.com
ホハルHP|https://www.hoharu.com

 


受賞事例

【大賞】
タイトル|水の水割り
行為者|愛子ママとチッチキチキオ
発見者|始動員T
大賞賞品|米1俵60kg(山田村)
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コメント
神の舌を持つチッチキチキオ君は、学校の給食を一切口にしない。「腹減った~」と転げまわる彼に、窓口からコップ一杯の水を差し出したのは愛子教諭。愛子教諭に促されるまま塩を舐め、水の水割りを一気に飲み干すと、笑顔になったチキオ君。
以後、職員室の窓口を『スナック愛子』に模様替えしたところ、チキオ君は毎日顔を出し、キープソルトをするほどの常連客となった。そして、水の水割りと愛子ママの愛で身も心も満たされたのか、脱走を図ることはなくなった。
1人の子供に寄り添い、ユーモアと愛あるツッコミ(対応)が素晴らしく、学校における「こうあるべき」という固定概念に揺さぶりをかけてくれるような事例でした。生徒の周縁にある世界が少し変化するだけで、学校が生きやすい場所になる。先生と生徒の関係性が、「スナック愛子」ではスナックのママと常連客に変質する。ともすると「生徒と先生が遊んでいるだけ」と取られかねない状況ですが、この「遊び」の中にこそ人の感受性に働きかける「何か」が潜んでいるような気がします。
「水の水割り」というアイデアにも発見者のセンスが感じられて審査員一同とても関心した事例となり、大賞として選出されました。
おめでとうございます!

 


日比野克彦賞(東京藝術大学学長)
タイトル|助手のお父さん
行為者|自分
発見者|自分
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牧野泰美賞(立行政法人国立特別支援教育総合研究所上席総括研究員)
タイトル|小学生だって疲れてんのよ
行為者|ほはきっず
発見者|ほはしょく
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土屋明之賞(岐阜県障がい者芸術文化支援センター相談役)
タイトル|世界の車窓
作者|T君
発見者|モンキーポッドの20代以上
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三原菜央賞(株式会社スマイルバトン代表取締役)
タイトル|増殖する傀儡
行為者|ムスメ
発見者|ムスメのチチ
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柳沢秀行賞(公益財団法人大原芸術財団シニアアドバイザー)
タイトル|読めばわかるさ!
行為者|新聞記者(ライター)
発見者|ハラコツ
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笠野由布子賞(中部学院大学看護リハビリテーション学部理学療法学科准教授)
タイトル|葉っぱの手紙
行為者|マルシト
発見者|キヨシト
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